ビルド37感想

牧春のエントリーで間違えて二つ目ブログ開設しちゃったからこれこっちでやる ツイートまとめ


正直、戦兎が今までの桐生戦兎として戻ることはなくても、戦兎の記憶だけは戻るのではないかとはおもってる。
でもそれでも、もう、純粋な天才物理学者の桐生戦兎を見ることはもう出来ないのかもしれない。

それより何より、万丈が、死体もなく跡形もなく消えてしまった戦兎をどう受け止めて、どう向き合って、どんな痛みを感じて、何を思うのか、考えるだけで胸が痛すぎて死にそうになる
香澄の死を大事に大事に抱きしめて、もういない愛しい人をずっと愛して抱えて戦ってきた万丈が、命を惜しみなく捧げるほど愛する人をもう1度失ってしまうことがどれだけ哀しい事実か。
優しくてまっすぐであんなに痛々しい「もう二度と大切な人を失いたくない」という万丈の声が離れない…

誰にも信じてもらえず、誰も信じられなかった万丈が、無償の信頼と愛を貰った、万丈の生きる理由で戦う理由の桐生戦兎が、確かにそこに居たはずの桐生戦兎が、
だめだ…しんどすぎる……

やっと取り戻したのにね、死にかけても倒れても力を失っても、何度も何度も立ち上がって、ボロボロになって、戦って、やっと戦兎を取り戻したのに。